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ブータンの地形
ブータンは中国(チベット)とインドの間にある小さな山がちの国です。高く険しい山々と深い谷がほとんどで、国土の72%は森林に覆われています。
ブータンの美しい山々は世界でも最も美しい地形の一つで、南部の150メートルの丘陵地帯から北部の海抜7,550メートルを超す高い山々まで様々な姿を楽しめます。
地理的にはブータンは3つの地域に分けることができます。南は深い落葉樹の森が広がり、湿度が高く暑い地域です。この地域はヒマラヤの丘陵に位置し、インドの低地へと繋がっています。
2番目はヒマラヤの内側の川の流れる谷とゴツゴツした岩だらけの地域でここの海抜は2,000メートルから4,000メートルです。適度の降水量があり、ティンプーとパロはこの地域に属しています。
3番目は高いヒマラヤ山脈の山頂付近で中国と接する地域です。北部は海抜4,000メートルから7,550メートルで、この付近には森はなく、草原、氷河、氷堆石、雪をかぶった山頂を目にすることができます。この地域の一部には遊牧民が生活していて夏の間には谷の付近でヤクや羊の放牧が行われます。
ブータンは生態系の宝庫で5,500種類以上の維管束植物、770種類の鳥類、200種類以上の哺乳類が生息しています。38,394km2の国土面積を持つブータンはさの楽園の国とも呼ばれます。

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